タトゥーがあっても城崎温泉へ。外湯と宿のお風呂を分けて選ぶ
城崎温泉では、町の共同浴場である「外湯」がタトゥーを受け入れています。公式案内は大きさを問わず、隠す必要もないと明記しています。宿の館内風呂には別の決まりがあるため、泊まる場所と入るお風呂を分けて考えると、旅の準備がしやすくなります。タトゥーについての公式案内
一泊して、夕方に一湯、翌朝にもう一湯。その間に大谿川沿いを歩き、橋から浴場や宿の建物を眺める。そんな余白のある旅なら、入浴に慣れていない人も、温泉街そのものを楽しめます。
湯から上がった後も町を歩く
城崎温泉駅から駅通りを進むと、柳の並ぶ川沿いへ出ます。石の太鼓橋を渡り、通りから宿や店の入口を見る。浴衣で町を歩く習慣も城崎の特徴ですが、普段の服で歩いて構いません。寒い時季は羽織ものと歩きやすい履物を優先しましょう。川沿いと浴衣散歩の案内
この町では外湯が住民の日常にも使われ、1950年代には共同浴場を優先する温泉の集中管理が始まりました。宿で休み、町へお風呂に出かける滞在には、地域全体で湯を受け継いできた背景があります。温泉街と地域の暮らし
宿選びではお風呂を三つに分ける
「タトゥー対応」という言葉だけで宿を決めず、使いたいお風呂を確かめます。
- 外湯:町の共同浴場。公式のタトゥー受入れ方針が対象とする施設です
- 宿の大浴場・内湯:その宿の利用規則を確認します
- 貸切風呂・客室風呂:タトゥーの可否に加え、予約方法、料金、利用時間、温泉か沸かし湯かを確認します
公式FAQも、宿の貸切風呂については宿へ直接確認するよう案内しています。人前で脱衣することに不安があれば貸切湯のある宿を候補にし、希望日に使える条件まで確かめておきましょう。宿のお風呂に関するFAQ
なお、一の湯と地蔵湯にある家族風呂は利用休止中です。町に着いてから外湯の家族風呂を借りるつもりで予定を組むのは避けてください。管理者からの利用休止案内
2026年秋は休館情報を先に見る
2026年10月10日の確認では、さとの湯は2024年4月1日から長期休業中で、再開日は確認できません。鴻の湯も改修休業中です。管理者の城崎町湯島財産区は、鴻の湯の通常営業再開を2026年10月28日と案内しています。さとの湯の市公式告知・管理者の最新案内
観光協会の5月の告知には「10月30日まで(予定)」という旧予定も残っています。本稿は管理者の案内と10月営業表を優先しました。再開前後の旅行は、出発前に改めて確認してください。観光協会の当初告知・2026年10月の営業表
同じ営業表では、まんだら湯は10月14日・21日の水曜日も15時から営業。秋祭りに合わせ、一の湯と御所の湯は10月14日・15日の休湯日を入れ替えます。通常の定休日だけで旅程を決めず、旅行日の営業表と当日の表示を見ましょう。「七つの外湯」という紹介は、七か所すべてが営業している意味ではありません。
夕方は一の湯、翌朝は御所の湯を候補に
一の湯は歌舞伎座を思わせる外観と、岩に囲まれた洞窟風呂が特徴です。入口に着いたら、まず通りから建物を見上げてみてください。湯に入る前の町歩きから、浴場の雰囲気がつながります。一の湯の紹介
翌朝の候補は御所の湯。京都御所を模した建物で、露天風呂では木々と滝の景色を楽しめます。一の湯の岩に囲まれる感覚と、御所の湯の屋外へ開ける造りを比べると、二か所でも違いを味わえます。どちらかが休みなら順番を変えるか、地蔵湯など、その日に開いている外湯へ。御所の湯の紹介
朝から入れる外湯と午後に開く外湯があることも、覚えておくと便利です。通常の営業時間・定休日は次のとおりです。
- 一の湯は7〜23時、水曜休み。御所の湯は7〜23時、木曜休み
- 地蔵湯は7〜23時、月曜休み
- 柳湯は15〜23時、木曜休み。まんだら湯は15〜23時、通常は水曜休み
最終受付はいずれも22時30分。臨時変更は前述の営業表を優先します。混雑時は入浴の順番を変え、休憩を挟める余裕を残してください。管理者の通常営業一覧・当日の外湯混雑状況
入浴券は泊まるプランと合わせて選ぶ
一般の大人入浴料は一か所800円。日帰り向けの一日券は1,500円で、その日に営業する外湯を繰り返し利用できます。同日に二か所なら通常料金の合計1,600円より100円安くなります。外湯の窓口で販売しており、宿の館内風呂や貸切湯を使う券ではありません。管理者の料金表・一日券の販売案内
宿泊者は、まず外湯券が宿泊プランに付くか確認しましょう。公式FAQの一般案内はチェックインからチェックアウト日の13時までですが、宿の案内に別の期限が書かれている例もあります。券の有無、受取時刻、利用終了時刻を宿に確認してから、翌朝の一湯を組み込みます。一日券を先に買う必要があるとは限りません。宿泊者向けの一般案内・利用期限が異なる宿の掲載例
初めての入浴は手順を知ってゆっくり
外湯は男女別で、通常は水着を着けずに入ります。タオルと入浴券を用意し、わからないことは脱衣前に受付で聞けば安心です。外湯の基本案内
- 洗い場で体を洗い、せっけんを流してから湯船へ
- タオルと長い髪を湯につけず、上がるときは体の水分を拭く
- 脱衣室・浴室ではスマートフォンなどカメラ機能付き機器を使わない
- 入浴の前後に水分を取り、飲酒後の入浴は控える
写真は町歩きの記録にとどめ、入浴中の人のいる空間では撮影しません。短めの入浴を一回楽しみ、十分に休むくらいから始めましょう。公式の入浴手順・管理者の入浴マナー
一泊二日は予定を詰めすぎない
京都駅からは特急きのさき、大阪・新大阪駅からは特急こうのとりが候補です。いずれも全車指定席なので、城崎温泉まで行く列車かを確かめて席を手配します。城崎への交通案内・JR西日本の全車指定席案内
- 初日午後:城崎温泉駅に到着。宿で荷物と夕食時刻を確認し、川沿いを散策。チェックイン後、営業中の外湯を一か所
- 夜:夕食と休憩。外へ出るなら町の様子を見る散歩にして、飲酒後は入浴しない
- 翌朝:朝食やチェックアウトに間に合う範囲でもう一湯。荷物を受け取り、昼食や買い物の後に帰路へ
これは時間配分の提案です。休館や天候に合わせて入る湯を替え、貸切湯を使うなら予約できた時間を優先します。数を増やすより、気に入った建物や川辺にもう一度戻る余裕を残しておくと、一泊の城崎がぐっと身近になります。
情報確認日:2026年10月10日(日本時間)。公式公開資料にもとづく旅の提案で、現地入浴や宿への照会は行っていません。再開予定、営業、料金、宿ごとの条件は出発前に再確認してください。